岡田美術館
先日、急遽思い立って行った箱根。
夫婦ともに神奈川出身のため、
箱根はお馴染みのぶらっと観光地。
特にあちこち見て回ることもなく、
青々とした木々を見ながら
刺し子をしつつ、
昼間っからビールを飲み、
温泉に浸りながら
ゆったりとした時を過ごしました。
唯一巡ったのは
割と新しく出来た「岡田美術館」。
幅広い年代の日本/東洋の美術品を展示。
陶磁器と日本画が中心です。
特に圧巻だったのが、
狩野派、長谷川派、琳派らの画家による金屏風展。
スケールも大きく、金地なので迫力がすごい。
でもそれでいて、
どれもどこか繊細で絶妙な間合い。
日本人が持つ美的感覚は
時代を越えても変わらない普遍的なものなのだと、改めて感じました。
この美術館、
内容はとても見応えがあったと思う。
ただ、
空港にあるような手荷物検査のスキャンと
高額な入館料。
内容がシブいというのもあるが、
小さな子ども連れのファミリーをまったく見かけなかったのが寂しいな。
こういう文化的な施設で、バカ高い入館料を見ると、いつもほんと残念な気持ちになる…
2019.8.15(THU)
AYUFISH int.
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