キセキ
以前の記事でも書いた奇跡の出来事、
お話ししたいと思います。
先日、糸を調達しに出向いた蔵前での出来事。
カキモリという文具を置いてあるお店を何気なく覗いていた時、とあるグリーティングカードに目が止まりました。
カキモリとのコラボで絵を描いた画家さんの作品で、その色使いと何にも縛られない自由な表現にうっとり目を奪われました。
更に、横にあるプロフィールの一文に目が止まりました。
そこには「幼少期をカリフォルニアで過ごす」の文字が。
「あら、私と一緒だわ」と思い、名前を見たところでビックリ仰天!
なんと、小学生の頃カリフォルニアで共に過ごした友人の名が!!
SNSの写真を見て、面影のある彼女の姿を見た瞬間、本人だとほぼ確信しました。
その後、SNSを通じて連絡を取り、更に別の友人達とも繋がり、先日ついに26年ぶりの再会を果たしました。
1枚目の写真はその時の彼女の個展(実身美)にて。
帰国後しばらく続けた文通も途中で途絶えてしまい、もう一生会えないのかと諦めていたので、奇跡の再会に本当に本当に感動しました。。
カリフォルニアで過ごした幼少期は、
私の中でも特別な思い出。
留学とも違い、自らの意思とは関係なく親の都合で連れてこられた異国での生活。
帰国子女というと聞こえは良いけれど、言葉も習慣も文化も異なるなか、小さいなりに皆それなりに苦労はあったと思います。
平日は現地校へ、週末だけの日本語補習校でしたが、休み時間や放課後、週末のお泊りはかけがえのない特別な時間でした。
あの時あの場所で。
きっと自分が刺し子をしていなかったら、巡り会っていなかったと思います。
彼女たちと再び引き合わせてくれたカキモリさん、草木染め糸の魅力に引き込んでくれたtemariciousさん、maitoさん、そして刺し子。
全ては繋がっているのだな、と感慨深い…
そして一つ一つの出会いを大切にしようと再確認した出来事でした。
あらゆるものに感謝!
奇跡をありがとう!!
2019.3.22(FRI)
AYUFISH int.
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