方眼書き

私は元々技術者なのだが、
モノを作る時は"如何に各工程で誤差を減らすか"というマインドが染みついている。

刺し子で言うと、方眼書きもその一つ。

昨今は色んな便利グッズも流通しているし、動画やブログでノウハウを紹介している人もきっといるでしょう。
『刺し子デザイン帖』においても、再現性高く、効率的に高精度に方眼を書ける手法を提案している。


自分なりに工夫や鍛錬を重ねるのも良いし、
その結果として失敗してしまったって全然良し。
でも、「方眼を綺麗に書きたい」と思う気持ちをないがしろにして、"味があるから適当でもいいでしょ"と、はじめから開き直るのはちょっと違う。

下書きから刺し子する方は、どうか方眼を綺麗に描くことを最初から諦めないでほしい。
世に出回る便利アイテムに頼るも良し、
どんな手法だって良いのである。

方眼を綺麗に書けた時、
そして、それをガイドに綺麗に刺し子できた時の嬉しさは格別だから。

偉そうに語りましたが、
刺し子の楽しさに目覚め、次のステップに進みたい方への、「より"深く"刺し子を楽しんでほしい」という私なりの願いです。

そして、その願いを具現化したのが、
「図案写しプレート」。


「図案写しプレート」の作り方、使い方は書籍『刺し子デザイン帖』に掲載しているので、ご興味あればご活用ください。

AYUFISH int.

Textile design by sashiko 刺し子によるテキスタイルデザイン

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